陣痛もだけど、ずっと続く腰痛が死ぬほど痛くて、でもどうしようもない状況で。
正直、もう無理だと思いました。
夜勤の看護士さんに温かいタオルをもらって、それを腰に当てて、腰痛は緩和されたけれど、
結局朝まで陣痛が来るたびに腰が痛くて痛くて。
朝になって、分娩室に移され、そこでも陣痛のたびに腰痛に苛まれ。
旦那様は一緒にいてくれたけど、たぶん辛いだろうなと思いました。
わかっていても、ひとりであの激痛に耐えるのはつらかったから、本当にいてくれてよかった。
前日から腰痛のせいで食事も取れず、それが継続したまま朝も昼も喉を通らず。
口にできたのは水だけという状態で、午後2時59分。
ようやく出産しました。
分娩も痛かったけど、どちらかというと私はその前の陣痛と一緒に来る腰痛のほうがより痛かった。
それは分娩があっさりと済んだせいかもしれません。
生まれた直後は声が聞こえなくて不安だったけど、医師や看護士さんたちに羊水を口から出してもらって、最初に聞こえた声には心底安堵しました。
月並みだけど、本当にここまでの痛みとかすべてが報われました。
大変だったけど、生まれてきてくれてありがとう。
未熟な母だけど、これからよろしく。
2010年8月27日 2時59分 男児出産。
夕飯を食べて、旦那様も帰ったあとで、久しぶりに眠りました。
約3時間で目を覚ましたあと……。
夜は術後の傷がうずいて、深くは眠れませんでした……。
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